サジェスト汚染で企業はゴミを掃けなければ衰退していく

これからの未来、企業にとって成長していくために一番必要なことは資金集めでもなく、あっと驚く開発でもなく重要な人材確保出来るかどうかだろう。
資金集めでは、烏合の衆に融資をする銀行は皆無であり、驚くような開発は凡人からは生まれない。
優秀な人材の確保が何より大事である。

ただし、ひと昔と違い優秀な人材は高い給与だけでは集まりにくい時代になった。
それはインターネットが大きく影響してくる。‘仕事=食いぶち‘だった昭和の時代とは大きく変わり、インターネットの世界でたくさんの成功者の生の意見やこれからのグローバル化された世界を知ることによって、仕事に対する意識が‘仕事=生きがい‘に変化したことだ。
たとえ高給取りだろうと、やりがいのない仕事、悪条件な職場、上司が無能に気づいてない、など様々な理由で優秀な人材は会社を去る。

企業が今後も右肩あがりで進むには優秀な人材をどれだけ心地よく企業に属して働かせるか、いや今の時代、働かせるかと企業が上から目線ではとてもやってはいけないだろう。

企業は優秀な人材といかに共存していくかだろう。
働かせるかではなく共存していくが正しいだろう。

さてタイトルに書いた『ゴミを掃けない企業』について触れていこうと思う。

 

【隣2軒、前3軒】サジェスト汚染で企業は・・・

飲食店でアルバイトをした経験がある方は聞いたことがあるだろう『隣2軒、前3軒』。
これはアルバイトに入ったときに初めに覚えるお店の前を掃除するときに使う言葉だ。

自分の店頭は掃除するのは当たり前だが、お店の両隣とお店の前の3軒もキレイにしてお客様が気持ちよくお店に来てもらうようにすることが目的の標語である。

当たり前の話しだが店頭が汚いお店に入りたいとは思わない。
それは店員だって同じだろう。外に出て、スタッフから一人のお客になれば店頭が汚いお店には入りたくないだろう。
ましてや店頭が汚いと街で噂になればどんなに店内がキレイでも客足は遠のくだろう。

お店に入る前のイメージはとても大事なのだ。それは飲食店だけに限ることではない。不動産屋さんだって入り口のガラスが汚れて貼ってある物件が見づらければ印象も悪くなってお客さまが来なくなるので毎日ガラスを拭くし、洋服屋さんだってショーウインドウはいつもピカピカにしてある。

企業だってもちろん、ビルの塗装が剥げていたり、手すりが錆びていては印象が悪いので、高い管理費を払い常にメンテナンスを行っている。どんな企業や仕事だろうとお客様が入る入り口は常にきれいにするという美意識は浸透している。

 

入り口は仮想世界へ・・・サジェストは入り口

ところが携帯電話にインターネットが組み込まれて日本中に広まってから価値観は大きく変わった。

日本人の情報収集はテレビやラジオの世界から、インターネットの世界へと変わっていった。
情報収集の場が変わるということはその入り口も変わるということだ。どんなに店頭が綺麗でも、どんなに良いサービスをしていても、どんなにキレイな服を並べても、お客様には届かないのだ。

人々はインターネットの中の入り口に夢中で、その情報が意識の8割を決める。
だから日本中でホームページが次々に登場した。いくら自社の前を掃いても誰も気づかないけども、ホームページをキレイにすることで、集客力を各段にあげることが出来るからだ。

またホームページが作れない小店舗などは、クーポンサイトやグルメサイトなどに毎月掲載費を払って自分たちの入り口をネットの中に作っていった。

 

検索エンジンは利便性を求めて進化しサジェスト機能を実装

インターネットの中にこれだけモノがあると情報が溢れすぎているために検索者が欲しい情報にたどり着くことが困難になり始めた。
機械に強くない人も検索エンジンを使っている為、なるべく多くの人がストレスを感じないで、求めるアンサーページに簡単にたどり着けるか、そこを検索エンジンは追求していった。

2006年あたりから出てきた検索ワード入力補助機能だ。
調べたい言葉の初めの頭文字を何文字か入れると複数の候補が出てきていて、検索したい言葉を最後まで打たなくても済むとても便利な機能である。

この出てくる文字の候補は世の中の検索数が多いものやトレンドに影響されて出てくる。

 

進化の果てにサジェスト汚染が起こる

「サジェスト」とはグーグルやヤフーなどで検索をかけたいキーワードを入力した際、そのキーワードと共に検索される確率が高い単語が自動的に表示される機能だ。

いわゆる『関連キーワード機能』だ。

この機能は検索側としてはわざわざキーワードのあとに調べたいキーワードを打ち込まなくても、検索エンジンが先回りして提案してくれる非常に便利なものだ。
このサジェストの候補としてあがるキーワードは、多くの方がそのことについて検索していることでサジェストとして挙がる。

つまりみんながそのことについて知りたいというニーズが集まっていることを意味している。

例えばアメリカの現大統領のトランプ氏の名前を入れる。

するとその後には『国連 演説』と候補が出てくる。

これはトランプ氏の国連での北朝鮮に対する演説に日本人のたくさんの人が興味をもったからサジェストにあがったのだろう。

そしてサジェストに挙がるものはそのキーワードのイメージにつながるといっても過言ではない。
仮にそのサジェストがマイナスな印象を持つものばかりだった場合、検索者はどのような印象を抱くだろうか。

このように関連するキーワードがネガティブな言葉ばかりが並んでしまう状態を「サジェスト汚染」という。

このサジェスト汚染は、『火のないところに煙は立たず』ではないにしろ、何かしらのアクシデントがあったのだろうと推測される。
それが真実か虚偽かはわからないけれども。そして企業名のサジェストが汚染されていれば、検索者はその時点でネガティブな印象を抱いてしまうだろう。

このサジェスト汚染は企業における取引や銀行融資、競合他社とのプレゼンなど、あらゆる状況において悪影響を及ぼす可能性があるだろう。

そしてその影響は未来の人材を確保する新卒採用にも及ぶのだ。

 

学生にとって一番身近な大人は親

新卒者は早い人で3年生の秋から、遅くても4年生の春には就職活動を始める。

現在、新卒者が売り手市場になっているとはいえ、新卒側としても今後の将来に関わる重要なことのため必死だ。
その就職活動も8月ごろ落ち着き、ほとんどの新卒者は内定を獲得している。優秀な学生であれば2社以上は内定を持っているだろう。

こうなれば学生側に主導権がある。どこの企業いくかを選べるのだから。

日本の企業において「新卒カードは切り札」なんて言われるほど重要視されており、学生としても絶対失敗したくないと考えるだろう。

そこで誰かに相談しようと考えたとき、学生にとって身近な社会人と言えば誰か?ほとんどの場合は親がそれにあたる。
最近は親が就職活動に関わる風潮が強くなっていることもあり、企業側もそれを見込んで学生側の親に内定の確認するなんて手段をとる企業もあるぐらいだ。

むろん就職先は自分で決めるという学生がほとんどだが、いずれにおいても子供の就職先への入社において大きな影響力を及ぼす存在なのは間違いない。

 

学生が内定辞退していく理由~企業のサジェスト汚染の影響~

就職先について相談された親は子供の就職先を調べるだろう。

しかし親世代はいまだに大手に入ったほうが良いという志向が強く、優良企業で右肩あがりのベンチャーだとしても知名度が低ければ「やめておきないさい」と子供に反対することがあるそうだ。

実態はどうであれ知名度やイメージでついアドバイスしてしまうのが親である。

ここで親が子供の内定先をインターネットで検索した際、「〇〇会社 パワハラ 暴力」とか「〇〇会社 事件」などのネガティブなキーワードばかり挙がれば、子供の将来を考え親は猛烈に反対してしまう。

子供側としては親は人生の経験者であり、先輩でもあり、身近な社会人でもあるため、相談相手の親の反対を振り切ってまで内定先に行こうとすることは、よほどの勇気があるか、内部の人間と繋がっていること以外はありえない。

つまりな内定が決まっていた会社に入社する前に内定を辞退する。これは企業としてはサジェスト汚染によって優秀な人材を逃す結果につながってしまうのだ。

 

サジェスト対策は未来を創る鍵となる

サジェスト汚染はその場での取引など目に見える形での機会損失だけでなく、会社の未来を創っていく人材を確保する際にも妨げになってしまう、数字などには表せない立派な機会損失になるだろう。

むしろサジェスト対策して企業の5年後10年後が成長し続けているか、サジェスト対策せずに優秀な人が集まらず衰退していくか、これは数字に表せたらとんでもない差額になるだろう。サジェスト対策は企業の未来を創る鍵となるだろう。

付け加えて、サジェスト汚染の怖いところは根本的な対策というのがないところにある。むろん専門業者による対策はできるのだがその場合は継続した費用が必要である。

詳しくは当サイトの「サジェスト汚染って何?関連キーワードが風評被害に!」をご覧いただければわかるが、長く続けば企業を圧迫する原因にも繋がりかねないのだ。

しかし前もって対策しておき、未然にサジェスト汚染が広まる前ことを抑止していればどうなってたであろうか?先に挙げた親の反対によって内定を辞退した学生も優秀な人材として入社していたかもしれないのだ。

 

初めて見る顔はホームページではなくサジェストから

情報化社会となった現代においてサジェストは企業において一つの顔ともいえる存在となった。

ひと昔前のテレビやラジオのコマーシャル、雑誌の広告、駅や繁華外の立て看板から、ネットが情報収集の場に変わり、みんながホームページを作って初めてお客様に会う顔をキレイに整えていたが、ネットの中に真偽がわからぬ情報が溢れかえり、検索エンジンが進化したことにより、誰もが企業やお店の一番初めにみる顔は検索窓に映る関連キーワードだった。

また新卒は企業内において新たな風を起こしてくれるかもしれない、そんな人材を確保するために新卒向けに高額な採用募集をかけるのだろう。
採用担当としても優秀な人材をなんとか集めようと努力し、選考を重ね、人材の確保する。

しかし苦労して獲得した人材が「サジェスト汚染」によって初めてみる顔が汚れていたら辞退されてしまうこともあるだろう。

それは企業側だけの損失だけでなく、新たな門出を迎え、夢あふれ輝かしい将来が待っている一人の若者の未来を潰すことになることを企業側は理解するべきである。

 

ネガティブなサジェストはいわばゴミである

ビルの入り口にゴミが落ちていても誰も拾わない会社をあなたは魅力的に思えるか? インターネットの入り口のゴミも同様です。

ネガティブなワードのサジェストは企業や店舗にとっては機会損失を起こすただのゴミなのだ。
インターネットの中では毎日、何百人もの人があなたの企業名を検索しています。

毎日、あなたの会社のビルのオフィスに何百人もの人が訪れることと同じです。
毎日訪れてる人がいるのにゴミをそのままでいられる企業は未来を見失ってると言ってもいいだろう。

ゴミを掃けない企業、ゴミが落ちていても知らぬ顔の企業は衰退していくしかないのではなかろうか。

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