Googleで自分の名前を検索したとき、画像に自分の写真が出てきてしまうと不特定多数の人に見られる可能性があります。
最近はSNSにアップした写真が勝手に掲載されているというケースも珍しくありません。
対策をしないとデジタルタトゥーとして残り続けてしまい、トラブルに繋がる機会も多くなっているのです。
そこで本記事では、Google にアップされた画像の削除依頼の方法について解説いたします。
画像の削除依頼をする方法
ブログやSNSから写真を削除しても画像検索結果に残ることがあります。
これは画像データがインターネット上に残っているためです。
なので、根本的に画像を非表示にするにはサイトの運営元やGoogleに削除依頼をする必要があります。
サイトの運営元に画像の削除依頼をする
自分の画像を公開しているサイトの運営管理者に連絡を取り、削除依頼をします。
サイト上の「お問い合わせフォーム」やサイトの下部に記載されているメールアドレスから連絡をしましょう。
削除依頼をスムーズに対応してもらうためには、以下の点を詳細に記入してください。
- 画像が掲載されている記事のURL
- 投稿日時
- どこの部分を非表示にしてほしいのか
- どのような権利侵害に該当しているのか
また、いざという時のためにURLや記事の内容はスクリーンショットをして保存しておきましょう。
Googleに画像の削除依頼をする
投稿元のサイト管理者に削除依頼をする場合、対応までに時間差があります。
少しでも早く非表示にしたいときはGoogleにも削除依頼をしましょう。
直接検索エンジンに削除依頼することで非表示の確率も高まります。
Googleへの削除依頼の方法は以下の通りです。
- Googleの画像検索で削除したい画像を表示する
- 画像をクリックし右上のメニュー(縦線)の共有からリンクをコピー
- 「古いコンテンツ」の削除へ移動
- 「削除をリクエスト」の欄にURL貼り付けて、リクエストを選択
削除依頼をした後はサイトを定期的にチェックして削除申請の可否を確認しましょう。
弁護士に相談する
デジタルに強い弁護士に相談することで高い確率で削除依頼に成功し、早期解決を期待できます。
弁護士が裁判所に発信者情報開示や削除依頼の仮処分申立を行うのが一般的な流れです。
その際、弁護士費用や裁判費用がかかることを頭に入れておきましょう。
画像の削除依頼が承認されるケースとは?
削除依頼をして画像が非表示になりやすいケースは「名誉棄損」や「プライバシー侵害」など、権利侵害に該当する場合です。
名誉棄損は事実か虚偽かを問いません。
内容が事実であっても行き過ぎた侮辱や必要以上に個人情報を晒された場合は名誉棄損の対象となります。
また、プライバシーの侵害については法律に具体的な記載があるわけではありませんが、自宅の住所や連絡先、顔写真、身体的特徴、学校名、家族など個人情報が晒された場合はプライバシーの侵害に該当する可能性が高いです。
誰が見ているか分からない!気になったら早めに対策を
今回は、Googleの検索結果に出てくる画像の削除依頼について説明しました。
Googleの画像検索は世界中の人が利用します。
どこで誰が自分の顔画像を見ているのか分かりませんし、悪質なことに使用されてしまうかもしれません。
もし不本意にアップされているのを見つけたら早めに対策するのがおすすめです。
風評被害ラボではGoogleの検索結果のお悩みについて、いつでもご相談を受け付けております。
お困りの際はお気軽にお問い合わせください。