「メタディスクリプションってSEOに効果があるの?」
「メタディスクリプションの効果的な書き方がわからない…」
SEOライティングをおこなう上で、上記のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実際に、SEO対策を行う上でメタディスクリプションがどのような役割を果たすのか、またどのように書けば良いのかは気になるところです。
結論から言うと、メタディスクリプションはSEOに直接的な効果はありません。
ただし、設定することに意味がないかというと、答えはNOです。
メタディスクリプションを効果的に設定することで、間接的にSEO順位に影響を与えることがわかっているからです。
そこでこの記事では、メタディスクリプションの役割を明らかにした上で、SEOに効果的な書き方を解説。
以下のポイントを押さえることで、効果的なメタディスクリプションを作成できるようになります。
この記事でわかること
- メタディスクリプションのSEO効果
- メタディスクリプションの効果的な書き方と注意点
- メタディスクリプションの設定方法
この記事には、検索順位で上位表示させたいSEO初心者さんが知っておきたい情報をご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
メタディスクリプションとは
メタディスクリプションとは、簡単に言うと検索結果に表示されるページの要約文のことです。
ユーザーが検索エンジンで検索した際に、ページタイトルの下に表示される短い説明文で、ユーザーがクリックするかどうかを判断するための重要な情報となります。
メタディスクリプションのSEO効果
メタディスクリプション自体は、GoogleのSEOに直接かかわる要素ではありません。
しかし、設定することで次のような間接的な効果があります。
✔クリック率を上げる
✔Googleクローラーにページの内容を伝える
クリック率を上げる
メタディスクリプションが魅力的であれば、ユーザーはそのリンクをクリックする確率が高くなります。
そして、クリック率(CTR)が上がればGoogleの検索エンジンはそのページをより評価するようになります。
その結果、間接的にSEOに良い影響を与えることがあるのです。
Googleクローラーにページの内容を伝える
メタディスクリプションは、Googleクローラーにページの内容を伝える役割も持っています。
適切なメタディスクリプションが設定されていれば、検索エンジンはページ内容をより正確に理解。
狙った検索キーワードで、検索結果に表示されやすくなります。
メタディスクリプションのSEOに効果的な書き方
SEOに効果的なメタディスクリプションを作成するためには、いくつかのポイントがあります。
以下がそのポイントです。
効果的にメタディスクリプションを作成するポイント
✔狙いたいキーワードを含める
✔文字数は70文字以内に収める
✔タイトルで伝えきれない記事の内容を端的に伝える
✔記事を読むメリットを明確に伝える
それぞれ一つずつ説明していきます。
狙いたいキーワードを含める
SEOで検索上位を狙うなら、メタディスクリプションにターゲットとなるキーワードを含めることが大切です。
これにより、ユーザーが検索結果を見たときに、自分の検索意図に合ったページだと認識しやすくなります。
文字数は70文字以内に収める
メタディスクリプションは、短すぎても長すぎてもいけません。
70文字以内に収めるのがおすすめです。
メタディスクリプションは、PCでは90~120文字、スマホでは70文字まで表示されます。
PCでは最大120文字まで表示されるから、最大数に合わせればいいと思う方もいるかもしれませんが、120文字だと長すぎます。
近年はスマホからの閲覧者が多いため、一般的にはスマホで表示されるぎりぎりの70文字以内に収めるのが理想。
これにより、検索結果に表示される際に切り取られることなく、全文が表示される可能性が高くなります。
タイトルで伝えきれない記事の内容を端的に伝える
記事のタイトルは、検索結果上でPCだと30~32文字、スマホだと30~41文字までしか表示できません。
タイトルだけでは記事の内容を要約しきれないため、メタディスクリプションで記事の内容を補足することが大切です。
メタディスクリプションは簡潔に、でも具体的に書くことが重要。
記事の内容を正確に反映し、ユーザーがその記事を読むことで何を得られるかをわかりやすく明確に伝えることがポイントです。
記事を読むメリットを明確に伝える
ユーザーがその記事を読むことによって得られるメリットを、メタディスクリプションで具体的に伝えることが大切です。
なぜなら、クリック率を高めることができるからです。
たとえば、「初心者でもわかる」「具体的な手順を紹介」といったフレーズを入れると効果的です。
メタディスクリプションの設定方法
メタディスクリプションは、HTMLやWordPressを使って設定することができます。
以下でそれぞれの設定方法を紹介します。
HTMLでの記述方法
HTMLに直接メタディスクリプションを設定する場合は、HTMLソースの上部にある<head>~</head>タグに囲まれたタグの中に以下のように記載します。
<meta name=”description” content=”ここにメタディスクリプションを入力”>
“”内を設定したいメタディスクリプションに変更しましょう。
設定する際はコードを間違えないよう注意してください。
WordPressでの記述方法
WordPressを使用している場合、HTMLで直接記載しなくても、プラグインを利用して簡単にメタディスクリプションを設定することができます。
たとえば、Yoast SEOやAll in One SEO Packといったプラグインが一般的です。
プラグインでの設定手順は、以下の流れになります。
✔プラグインをインストールし、有効化する
✔投稿または固定ページの編集画面に移動する
✔プラグインの設定エリアで、メタディスクリプションを入力する
設定後はサイトを右クリックしてソースコードを確認し、メタディスクリプションがきちんと記述されているかを確認しましょう。
メタディスクリプションが反映されない理由は?
設定したメタディスクリプションは、必ずしも検索結果に反映されるわけではありません。
これには以下の2つの理由が考えられます。
✔Googleが自動生成したメタディスクリプションを使用している
✔設定が正しく行われていない
Googleが自動生成したメタディスクリプションを使用している
Googleは自動的にページの内容を抽出し、独自のメタディスクリプションを生成することがあります。
この場合、設定したメタディスクリプションが表示されないことがあるので注意しましょう。
設定が正しく行われていない
メタディスクリプションの記述が正しく行われていない場合、反映されないことがあります。
HTMLコードやプラグインの設定を再確認しましょう。
設定してから時間が経っても反映されない場合は、メタディスクリプションを再度設定し直すことをおすすめします。
メタディスクリプションは間接的にSEO効果あり!クリック率UPを狙える書き方をマスターしよう
メタディスクリプションは直接的なSEO効果はありません。
一方で、クリック率の向上やGoogleクローラーへの情報提供といった間接的な効果が期待できます。
効果的なメタディスクリプションを作成することで、検索結果で興味を持ってもらいやすくなり、より多くのユーザーをページに誘導することが可能に!
SEO初心者の方でも、この記事で紹介したポイントを押さえれば、効果的なメタディスクリプションを作成できるようになるはずです。
また、SEOに効果的なメタディスクリプションをマスターすれば、逆SEOにも応用可能。
ぜひ、自分のサイトやブログで実践してみてくださいね!