風評被害対策ラボ|誹謗中傷の削除・対策・特定・比較まで全て解決

爆サイ書き込みの削除対策や削除依頼をするには?5つのポイントや投稿者特定方法を解説

「爆サイ」は、日本では2ちゃんねるに次いで大きな総合ネット掲示板です。
ただし2ちゃんねるとは異なり、地域ごとに掲示板が分類されている地域密着型掲示板であるという点で大きな違いがあります。

この地域密着型という特性のため、爆サイには個人や団体が特定されやすい誹謗中傷が多く見られるという問題点があります。
そのため、もしも爆サイに個人情報がさらされてしまった場合、個人の生活や団体の運営に大きな影響を及ぼす可能性があるため、迅速に該当する書き込みの削除を行う必要があります。

しかし、削除手順がわからないと対応が難しいこともあります。
そこで、この記事では、第三者による爆サイの書き込みを削除するために知っておくべき5つのポイントと具体的な手順を解説。
また、投稿者の特定方法についてもご紹介します。

現在、「爆サイに個人情報が漏れてしまった!どう対処すればいいのか?」とお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

【爆サイ対策】削除のためのポイント1:爆サイの構造を理解する


冒頭でもふれた通り、爆サイは地域密着型掲示板です。
爆サイは匿名掲示板の代名詞のように使用される2ちゃんねるの影に隠れがちですが、実は2ちゃんねる以上に誹謗中傷が横行していると言われています。

サイトを閲覧してみるとわかりますが「地域に特化した日本最大級のローカルコミュニティサイト!」を謳い文句にしているだけあり、身近な人が見れば誰のことかわかるような投稿で溢れかえっているのです。

個人名についてはイニシャル表記などはっきりと書かれていないことが多いようですが、同一の人物への攻撃と思われるスレッドが連続して立つことも日常茶飯事です。

また、爆サイの総投稿数は2億件を突破していることもあり、すべてをチェックするのは事実上困難とも言われています。

爆サイは13の地域に分かれている

爆サイは北海道版、東北版、関東版、甲信越版、東海版、北陸版、関西版、山陽版、山陰版、四国版、九州版、沖縄版、海外版で構成されています。

さらに、各地方版の中にニュース、子育て、スポーツ、教育、政治、株式・FX、求人など仕事や生活に役立つ様々な掲示板が設置されています。

特に人気があるのが、市単位、区単位で開設されている雑談掲示板。
爆サイでは、身の回りの困り事相談などを気軽に投稿することができます。

役立つ生活情報をゲットできる便利さがある一方で、風俗情報掲示板、出会い系掲示板といったディープな側面もあり、必ずしも健全とは言えないのも事実なのです。

爆サイの雑談掲示板は誹謗中傷被害の宝庫

爆サイで人気のある区や市単位で区切られた雑談掲示板は、その地域に住む人にとって有益な情報もあれば特定の個人名の誹謗中傷スレが立ったりと、ダークな面も多いのが現状です。

特にナイトワークに携わる女性は風俗店のHPなどに載せられた顔写真などから、本名や出身の学校名、住所などの個人情報が特定され掲示板に晒される被害に遭いやすい傾向にあります。

個人を特定された結果、つきまといや犯罪などに巻き込まれたりネット上の誹謗中傷から心身に異常をきたすケースもあるため、このような場合では一刻も早く爆サイ上の書き込みの削除対策をすることが求められます。

爆サイの削除対象にあてはまるかをチェック

爆サイの書き込みを削除するためには、該当する書き込みが爆サイの規約違反にあたるのかをきちんと熟知しておく必要があります。

爆サイの規約を確認してみると、第3条の「禁止事項」で以下の行為を禁止していることがわかります。

・他人の名誉、社会的信用、プライバシー、肖像権、パブリシティ権、著作権その他の知的財産権、その他の権利を侵害する行為(法令で定めたもの及び判例上認められたもの全てを含む)
・本名、住所、メールアドレス、電話番号の記載(一般に公開されている情報・公人に関してはこの限りではありません)
・犯罪予告、自殺への誘引その他他人を威迫・脅迫する旨が看取される内容を含むもの

引用:爆サイ「利用規約」

これにより公式サイトなどで一般的に公開されていない本名や住所、メールアドレス、電話番号については掲載するだけで規約違反とみなされるため、無条件で削除依頼を申請することが可能です。

また、個人や企業に対する脅迫などの犯罪予告も誹謗中傷とみなされ削除対象となるため、申請しても大丈夫でしょう。

爆サイに誹謗中傷が書かれているか素早く調べる方法

前述したように、爆サイには膨大な数の投稿があり、その全てに目を通して自身や会社の誹謗中傷を見つけるのは至難の業です。

しかしながら、実は、簡単に誹謗中傷投稿を全てチェックできる方法があります。
その方法とは、サイトドメインと検索ワードを利用した方法です。

まず、Google検索入力画面に爆サイのサイトドメインである「site:bakusai.com」を入力してみましょう。
続いて検索ワードを意味する「intitle」と入力後、誹謗中傷をチェックしたい個人名や会社名、商品名、サービス名などを入力してみてください。
そうすると、たった今入力したことに該当する投稿が検索結果画面に表示されます。

たったこれだけで誹謗中傷投稿を全てチェックすることができます。簡単ですね。

【爆サイ対策】削除のためのポイント2:削除依頼フォームから依頼する


爆サイでは各スレッドおよびコメントが表示される画面の最下部に削除依頼フォームを設けています。
書き込みの削除依頼は、すべてこのフォームから行うことができます。

基本的に、削除依頼は問題のあるコメントごとに行うため、コメント番号を間違えないように正確に記入することが大切です。
削除したいコメントが複数ある場合でも、一度に送信することはできず、手間はかかりますが、ひとつずつ申請する必要があります。

また、削除依頼をする際には、必ず削除理由を記載しなければなりません。
削除は、利用規約に基づいて削除担当者が判断し、実行されます。
たとえば、個人名や電話番号、住所が書き込まれた場合は、爆サイの利用規約違反に該当するため、即座に削除されます。

一方で、会社の電話番号など、すでに公開されている情報については、削除できないこともあります。
削除可否の判断基準には「その情報がどれだけ公開されているか」が重要なポイントとなります。

個人でも法人でも、公開したくない情報を勝手に公表される権利は、たとえ「表現の自由」を重視する爆サイであっても許されるものではありません。

しかし、正当な理由を添えて削除依頼を出しても、すぐに削除されない場合もあります。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

【爆サイ対策】削除のためのポイント3:短時間に何度も削除依頼しない

爆サイの「よくある質問」には「管理人による安直かつ過剰な削除は、表現の自由を侵害する可能性や、違法性・有害情報の判断に於いても、裁判所の司法権を侵すことも懸念される為、慎重に行っております」との文言があります。

つまり、削除依頼を提出してもすぐに処理されるわけではありません。
とはいえ個人情報がさらされている場合などは、一刻も早く削除して欲しいものですよね。

しかし、すぐに削除してもらいたいからといって複数回投稿するのはNG。
何故なら、爆サイでは72時間以内に同じ内容の削除依頼があった場合は威圧的削除依頼と見なされるからです。
業務妨害を行うユーザーとしてブラックリストに登録され、一切の依頼に応じてもらえなくなることもあるので注意してください。

また、削除人といえども相手は人間であるということも忘れてはいけません。
削除人に対して威圧的な言葉を使用するのも営業妨害と見なされ、ブラックリストに入れられてしまう可能性があります。

なかなか削除されずにイライラすることがあってもグッとこらえ、できるだけ丁寧なやりとりを心がけましょう。

【爆サイ対策】削除のためのポイント4:削除依頼は専用フォーマットで!


爆サイのサイトにはメールアドレスも記載されているので、そこに削除依頼のメールを出してしまう人もいます。

「爆サイに連絡がとれればいいのではないか」
「メールの方が早そう」

と思っての行動かもしれませんが、それでは受理してもらえません。
爆サイではメールでの削除依頼は一切受理していませんし「なかなか返事がない」と何度も同じメールを出すことによってブラックリスト化してしまうこともあるので、要注意です。

書き込み削除依頼には必ず専用フォーマットを利用するようにしましょう。

【爆サイ対策】削除のためのポイント5:利用規約を熟知する

爆サイでは、依頼主がどんなに正当な理由だと思っていても削除人に却下されてしまうことが多々あります。
とはいえ削除人も主観で判断しているわけではなく、あくまでも利用規約に準拠して削除しているにすぎません。

利用規約を熟読し、削除人が理解しやすい削除理由を構築するように心がけましょう。
利用規約は難しいことではありませんし、きちんと理解していることでさまざまなメリットがあります。

たとえば、一つの依頼依頼では一つのコメントしか削除できないというのは大原則です。
同じ理由で複数の投稿を削除して欲しい時にも、必ず別々に削除フォームで申請するようにしましょう。

また、削除を希望するスレッドやレスの番号を間違えていると当然ながら削除されません。
スレッド番号はスレッドの一番上にあるNO.の横の数字、レス番号はレスの#の横の数字になります。
それぞれ、NO.や#を省略して数字だけを記入するという点もくれぐれも注意してください。

さらに、爆サイの利用規約は他の匿名掲示板と比較していも類似しているポイントが多々あります。
いわば、平均的な利用規約といっても差し支えないでしょう。

このような時代にあっては、いつ誰がネット上で誹謗中傷されたり風評被害を受けたりするかわかりません。
いざという時に備えて削除依頼の方法とルールを勉強しておくという意味でも、爆サイの利用規約について熟知しておくことを強くおすすめします。

爆サイの書き込み削除依頼する際の注意点

爆サイで削除依頼をする際は、以下に注意して行いましょう。

それぞれ説明していきます。

削除依頼はまとめて行わない

爆サイの掲示板の中に削除してもらいたい投稿が複数ある場合でも、申請は1度ずつ行わなければいけません。
また、1度削除依頼をしたら、72時間(3日間)は様子を見るようにしてください。

連続して削除依頼をしてしまうと、営業妨害とみなされて削除してもらえない可能性があります。
複数ある場合は、1度目の削除依頼に反応があった後に、2度目の申請を出すようにしましょう。

威圧的な態度で削除依頼を行わない

「すぐに消せ!」など、利用規約に反するような物言いで削除依頼をしないように注意してください。
威圧的な削除依頼も「営業妨害」とみなされ爆サイ側にブラックリスト化されてしまい、一切の対処をしてもらえない可能性があるためです。

削除依頼が受理された場合、削除が行われる目安は72時間(3日間)です。
しかし、2週間ほどかかる場合もあるため、焦る気持ちをグッと抑えて気長に待ちましょう。

爆サイの投稿者を特定するには(IPアドレス特定)

爆サイの投稿者(書き込み者)特定するには、投稿者のIPアドレスなどの情報を調べなくてはいけません。

もし投稿をした犯人を特定して訴えたい、再発防止のために話し合いたい、慰謝料を請求したいなどの考えがあるのであれば、必ず必要な情報となります。

しかし現実として、爆サイ側が投稿者を公開することは100%ありません。

IPアドレスなど投稿者の情報を開示請求したい場合は、法的な手続きが必要です。
そのため、ITやインターネットに精通した弁護士に依頼をして開示請求を行うことになります。

爆サイの書き込みを削除するにはプロに任せることをおすすめします

流れとしては、まず弁護士に相談後爆サイ側に投稿者の情報を開示する手続きを行い、プロバイダ情報を開示してもらいます。
その後明らかとなったプロバイダ側に手続きをする流れです。

削除依頼自体は、本人自らおこなうことが可能です。
ただし必ずご理解いただきたいことがあります。

それは、個人で削除依頼すると失敗しやすいこと。
本人が直接削除依頼をするとどうしても「感情的」になってしまう方が非常に多い傾向があります。
そのため、削除するための流れを無視してしまったり、管理人への八つ当たりをしてしまい、失敗するケースが後を絶ちません。

正直にお伝えすると、一度掲示板などに書き込まれた内容や書き込んでしまった内容についてはプロに任せないと効果がなかったり、さらなる炎上が起きることになるでしょう。

風評被害対策ラボでは、ネット上の風評被害などの対策のお見積りが無料です。
まずは現状をご相談いただいた上で、一番の解決策をご提案致しますのでお気軽にご連絡ください。

お問合せからでも無料でご相談を受け付けております。

削除依頼など【爆サイ対策】まとめ

地域の生活に密着したレア情報を入手することができる爆サイは非常に便利な反面、地方の密接な人間関係のイザコザもそのまま反映されやすい掲示板といっても過言ではありません。
そのため、地方ならではの濃密な人と人とのつながりがネットに反映された時の怖さを垣間見ることができるメディアであるといえます。

禁止事項に抵触するのかどうか微妙なものの、晒されている方としては不愉快な投稿も多々あります。最終的には削除人の判断に委ねられているので、すべては話の持って行きようという側面もあります。

とくに注意しなければいけないのは、最初にメールで依頼してしまったなど初期対応を間違えてしまった場合です。通常ならばすんなり削除となった案件でも、思わずこじれてしまうケースもあります。

もし、個人の削除依頼では通らなかった案件でも、専門家に依頼したところたちどころに解決したという例もあります。

風評被害対策ラボでは爆サイの書き込みでお困りの方のご相談を常に受け付けております。

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