風評被害対策ラボ|誹謗中傷の削除・対策・特定・比較まで全て解決

掲示板の投稿監視に必要な6つのポイント!企業は口コミと評判を対策する時代に突入している

今回の特集では「掲示板の投稿監視」の必要性について解説致します。また監視すべきサイトの一部と口コミや評判が実際に企業にとってどのような影響があるのかまでご説明したいと思います。近年インターネットの普及により様々なサービスが急速に展開されている中で、実は口コミサイトや評判サイトの数も増えております。企業ブランディング担当者はぜひ一読しておく価値がございます。

掲示板の投稿ってなに?

インターネット掲示板とは「ウェブ上で情報交換を目的としたコミュニティツール」のことを言います。記事を書き込んだりコメントをすることで面識のない人同士でも、目的の情報について語ることができるサービスを言います。

この記事を書き込んだり、コメントをすることを「投稿」と主に言います。

掲示板の投稿を監視する5つの必要性

今企業が「掲示板の投稿を監視」するニーズが高まっています。その理由は口コミサイトや評判サイトの数が急激に増加したことやSNSの利用者が増加したことでインターネット上でのコミュニティが増え、情報交換ツールが企業だけで解決できる規模ではなくなってしまったことが要因です。

投稿の数が多すぎる

企業から掲示板の投稿を監視したいと相談が多いのが「転職会議」や「2ちゃんねる掲示板」です。なぜ相談が多いのか理由を担当者に伺うと「投稿の数が多すぎる」ことで担当レベルでは把握しきれないことが原因のようです。

しかし企業体制や商品の内容によっては口コミや評判は放置できないのも事実です。

次なる商品を開発するために

既存の商品やサービスについて掲示板や口コミサイト、評判サイトには貴重な意見が投稿されることがあります。企業にとってこの意見が例えネガティブな内容でも「次の商品を開発する」ことや「既存商品の改善案」につながるのです。

企業としての対応の素早さがわかる

企業は自社に対する評判や口コミを知るまでには、何も行動しないと時間が掛かってしまいます。お客様からお問い合わせで毎回意見をもらえるならば、多少は対応のスピードも早まりますが、それは現実的に不可能です。常にお客様の新鮮な意見を取り入れるためには、投稿の監視を常に力を入れておくべきなのです

例えるなら、新商品の宣伝でCMを一定の期間流した後に「反響」を知りたいとなったら、SNSや掲示板での視聴者の反応をみたいと思うことは自然のことと思います。その結果を分析することで商品の改善案や宣伝の方法を変えることもでき、効果的な宣伝方法にたどり着けるのです

口コミや評判は企業を倒産まで追い込むことも

掲示板の投稿でネガティブな書き込みをされてしまうことで商品が売れず、社会的信用を失うことで売上の低下につながり企業は倒産まで追い込まれてしまうこともございます。

さらに実際に現実的にある例ですが、インターネット上掲示板での悪質な投稿によって、企業は金融機関からの融資も断られてしまうこともございます。それが事実ではなくてもこのようなケースがあり、とても放置できる問題ではなくなってきているのです。

風評被害を事前に防げる!?

実際に筆者のクライアントで「監視サービス」をご提供している企業が導入するまでの理由として「事前にどんなことを書かれていたのか分かれば風評被害を防ぐことができる」という判断でした。

幸いなことにその企業はインターネット上の掲示板で投稿に悩んでいることはなかったため、監視サービスを導入しても未だに問題は発生していませんが、事前対策のために掲示板の投稿監視を続けています。

チェックしておく掲示板・口コミ評判サイト例

5ちゃんねる掲示板

日本最大の電子掲示板です。もともとは2ちゃんねるの名称で運営されていました。開設の歴史は古く1999年5月30日から運営開始されています。チェックするべき理由は完全匿名を逆手にとって誹謗中傷な書き込みをする投稿者が多いということです。数ある掲示板のなかでも投稿頻度は異常なスピードのため企業でスレッドが立ち上がった場合は要注意です。

URL:https://itest.5ch.net/

転職会議

運営会社は株式会社リブセンスです。元社員や現場の社員が社内について投稿できる掲示板です。主に就職活動の際に学生や転職活動の際に参考にするサイトとして人気があります。国内最大級375万件以上の転職口コミ情報を掲載しており、「社名検索」すると上位化しやすいサイトのため企業への顕在ユーザーを取りこぼしたくない場合は監視が必要です。

URL:https://jobtalk.jp/

OpenWork(オープンワーク)

オープンワーク株式会社が運営する口コミサイトです。社員口コミ1600万件と規模も大変大きく有名な口コミサイトです。こちらも企業の情報をメインに発信されており、閲覧者は学生が多いため企業にとっては採用活動面で放置しておくことは決してできないサイトです。

URL:https://www.openwork.jp/

マンションコミュニティ

ミクル株式会社が運営している「マンションコミュニティ」は2001年に運営開始されました。業界は特化されているためどのユーザーにも認知があるわけではございませんが、不動産業や建築業者には多大なる影響を与える掲示板サイトとなります。月間PVが高いサイトであることや、投稿内容は非常にシビアな内容も数多くあるため監視する必要は必ずございます。

URL:http://www.e-mansion.co.jp/

ホストラブ(ホスラブ)

ホストラブは2001年スタートの夜業界の為の情報交換サイトです。色々な業界の方にニーズのある記事を作成したいため掲載致します。ホストラブは月間200万人が利用する夜の掲示板サイトです。実際夜のお仕事をされているホステスさんや経営者に対する口コミや投稿が非常に多く、困っている店舗や従業員が日々ご相談いただきます。当然このサイトの監視も必要なニーズもあるはずです。

URL:http://www.hostlove.com/

掲示板だけでなく、SNSの監視も重要

昨今はSNSへの投稿も問題になっています。
消費者だけでなく企業とってもSNS(Twitter、Instagram、Facebook等)は便利なものです。
誰しもが、いつどこに居ても情報を発信・閲覧できるため、情報交換ツールとしては非常に便利だと言えます。
企業側からすると、自社の商品やサービスといった最新情報を簡単かつスピーディーに多くの消費者へ発信することができ、発信した情報について消費者がどう思っているのか意見や感想をダイレクトに知ることが出来ます。
消費者側からしても、知りたい情報を検索することですぐに情報を知ることが出来ますから、SNSは現代社会において必要不可欠な便利ツールとなっていることが分かります。

拡散されると炎上する

SNSは情報交換ツールとしてとても便利なのですが、その便利さが「不適切な発信または写真」などを不用意に掲載してしまうとその投稿がきっかけとなり「炎上」と呼ばれる状況に陥る可能性があります。
そして「炎上」は直ちに拡散され、対応が遅れたり、不適切な対応をとってしまうと企業ブランドにとって大きな被害になることも十分にあり得るのです。

監視をすることで最小限の被害で食い止めることが可能

情報を発信した翌日に確認してみると、掲示板とSNS上で「大炎上」していたという事も大いにあり得る事態です。
「炎上」は対応が早ければ早いほど最小限の被害で食い止めることが可能になるので、SNS監視専用の人員を確保する事が改善策となります。

有人監視のメリット・デメリットについては「ネットの書き込みの投稿監視は有人と無人どっちがいい?メリットとデメリット」をご覧ください。

従業員への教育も重要

自社で発信した情報だけではなく、従業員のものと思われるSNSアカウントを把握しておく事も重要です。
従業員がSNS上で不適切な内容を投稿した際、該当アカウントが炎上してしまう可能性は高く、実名や勤務地を載せているアカウントであれば、直ぐに勤務先が特定されて企業まで「炎上」することも十分にあります。

また、最近ではアルバイト店員が職場での過激な映像を撮影しSNSへ投稿したところ「大炎上」したケースもありました。
被害を増やさないために、従業員の教育として新人ベテラン問わずに対策を行うことが重要と言えます。

放置する時代はもう終わり

ここまで記事を読んでいただいたのであれば、もう掲示板の投稿を監視する必要性は感じていただけたでしょうか。

今までは「当社は口コミや投稿は気にしない」と言った声をよく聞きました。しかし業種にもよると思いますが間違いなく監視が必要な時代になっています。

監視を制すると売上や顧客満足度は確実に上がる時代」と言って良いでしょう。SNSの流行はこれからも継続的にございます。今のFacebookやTwitterがなくなっても新しいインターネット上の便利なサービスが必ずやってきます。その時に掲示板の投稿を監視する癖を付けておかないと、必ず乗り遅れてしまいます。これだけは覚えておいてください。

まとめ

いかがでしょうか。今回は掲示板の投稿監視の必要性をメインに対策をする必要性と監視するべき代表的なサイトの一例を掲載致しました。本記事でお伝えしたいことは今の時代は監視が絶対に必要になっていることです。監視を行うにはただ閲覧するだけでは何の効果も持ちません。専門的な知識とインターネット利用者のニーズや動き、傾向を把握する必要があります。まずは当サイトの記事をじっくりと読んで監視に必要な知識を身につけましょう。