風評被害対策ラボ|誹謗中傷の削除・対策・特定・比較まで全て解決

SNSによって増え続けるデマ情報と風評被害の実態とは

自分の感じたこと、出来事を気軽に発信することができるSNS。
Twitter、Instagram、YouTubeなど世界には10種類以上のSNSが存在します。
どのツールも老若男女関係なく多くの利用者がおり、利用していない人を探す方が難しいほど利用者数は倍増しています。
そのため、SNSが与える影響力はとても大きく、デマ情報による風評被害も後を絶ちません。
今回はSNSによって増え続けるデマ情報と風評被害の実態や対処法についてご紹介いたします。

なぜSNSは拡散力があるのか?

なぜSNSの影響力は大きくなるのかについて説明いたします。

匿名での投稿が可能

SNSは匿名で投稿することが可能です。
言いたいことを気にすることなく発言できるため、忖度なしに事実を投稿する人が多く、信憑性が高いということでお店や商品の口コミとして、口コミサイトよりもSNSを参考にするユーザーが増えています。

シェアの簡単さ

SNSには他人の投稿を自分のアカウントを通して共有することができるシェア機能があります。
ボタン一つで簡単にシェアすることができ、フォロワー以外にも情報が届きやすいようになっています。
このシェアの簡単さから拡散が広がり、幅広いところまで情報が届くのです。
その手軽さゆえに自分の知らないところで、自分の投稿は流行っていたなんてことも珍しくありません。

検索機能の充実性

欲しい情報をSNS上で検索すると瞬時に結果がでてきます。
特にInstagramにはハッシュタグがあるため、特定のキーワードだけで検索することができます。
さらに関心度の高い投稿を自動的に表示してくれるため、検索をかけないでも欲しい情報を知ることができるのです。店名や商品名だけでなく位置情報だけで検索ができたりと検索機能が充実しているのもSNSが与える影響力の要因でもあります。

SNSによるデマ情報の増幅

誰もが簡単に投稿することができるSNSは、決して良い内容だけではありません。
簡単に投稿できるということは嘘の情報も簡単に投稿できるということでもあります。そのため、SNSにはデマ情報も少なくないのです。
匿名で投稿できることやシェアの簡単さもデマ情報が増えている要因でもあります。
また、SNSには「いいね」があり、共感してくれる人が多いほどいいね数も高くなります。このいいねが欲しく、自身の承認欲求を満たすためにデマ情報を流してしまうという人も少なくありません。
デマ情報を流すためだけのアカウントもあるほどSNSにはデマ情報が溢れています。

どうして人はデマ情報を信じるの?

「デマ情報の判断ができない」「デマ情報と知らずにシェアしてしまった」という経験はありませんか。どうして人はデマ情報を信じてしまうのでしょうか?

群集心理の影響

「みんなが信じているから…」とたくさんの人が信じているものは、自分も信じないと仲間はずれみたいで嫌だという群集心理からデマ情報を信じてしまうことがあります。
みんなが信じているから正しい情報だろうと冷静な判断ができなくなってしまうのです。

不安による信じやすさ

新型コロナウイルスが流行し「トイレットペーパーが品薄になる」という情報が流れ、この情報を信じた多くの人がトイレットペーパーを必要以上に買ってしまうという社会現象がありました。
これは、新型コロナウイルスの不安から疑う余裕がなく、すぐに信じてしまうことや新たなストレスを生まないために情報を信じるという人間の心理が要因です。
不安要素を正当化してデマ情報を信じてしまうのです。

デマ情報のレベルの高さ

SNS上で流されるデマの中には、本物と区別がつかないものもあります。
画像加工の技術が向上していることや誰でも簡単に加工できることから、画像と文章を一緒に投稿するTwitterやInstagramには、巧妙に加工された画像と共にデマ情報が流されていることが多いです。
その中には、実際にはない事実をあたかも実在しているかのように作られたデマ情報もあります。
画像や写真など目に見えるものは説得力があり信じたくなってしまいますよね。
本物との見極めが難しいですが、情報をシェアする前に一度冷静になり正確な判断をすることが重要です。

SNSのデマ情報による風評被害

最近ではデマ情報が流行るスピードが早く、一度拡散されたものは元の投稿を削除してもSNS上には残ったままという場合がほとんどです。デマ情報による風評被害は深刻で、特にお店や商品についてのデマ情報が流れてしまうと元に戻すまでに相当な時間、労力、お金を使うことになります。
実際にあった事例で、福井県の飲食店で「店の家族が新型コロナウイルスに感染した」というデマ情報が流れたことがありました。
クレームや無言電話が一日に3回以上も寄せられて無断でお店の写真を撮影する人も現れたり、お店だけでなく従業員に対しても誹謗中傷が殺到したそうです。
これにより営業できない状況を余儀なくされたとのことでした。
SNSは匿名で投稿できることから、実名や顔を拡散されることも少なくありません。
風評被害は精神面にも大きな影響を与えるのです。

デマ情報が出回ってしまった時の対処法

デマ情報が身近になっている今日、いつ自分が被害者になってもおかしくありません。
もし風評被害にあってしまったらどう対処したらいいのでしょうか。
いくつか対処法をご紹介します。

投稿を削除する

デマ情報が掲載されたSNSの運営会社に投稿の削除依頼をすることができます。
簡単に依頼することができるので、まずは運営会社に依頼することがおすすめです。
申請する前にスクリーショットをしとくなど、風評被害にあったという事実の証拠を残しておくのがいいでしょう。

弁護士に相談

自分ではデマ情報を消すことが出来なかった時や風評被害の度合いが酷い場合には弁護士に相談してみましょう。
法的処置を講じることで根本的に処置することができます。
また、法的に処置したことにより、その情報がデマだったということを公に証明することができます。
ただ、高額な費用が発生してしまう可能性があるため相談する前にいくつかの事務所を比べてみることをおすすめします。

良い口コミを自ら発信する

デマ情報を目立たせないために、良い口コミを自ら発信していく方法があります。
時間と労力はかかりますが、検索機能が充実しているSNSでならキーワードによってはユーザーの目にとまり拡散してもらえるかもしれません。
また、風評被害対処専門の企業もあり、代わりに投稿をしてもらうこともできます。
これら以外にも風評被害の対処法はあるので、事前に自分にあう対処法を探しておくことをおすすめします。

その他風評被害に関することでお困りでしたら、お気軽に風評被害対策ラボまでお問い合わせください。